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安全規格

IEC62368-1について

IEC62368-1について
IEC62368‑1は、定格電圧600V以下の情報技術(ICT)機器の安全性を規定する国際規格です。
この規格に基づき、ヨーロッパでは整合規格「EN62368‑1」、アメリカでは「UL62368‑1」など、各国で関連規格が制定されています。
一般に、機器組込型の電源装置は情報技術装置の一部として扱われることが多いため、電源装置もIEC62368‑1の対象に含まれると考えられます。


■ 規格の主な要求内容
IEC62368‑1では、以下の安全項目について詳細な要求が定められています。
 ・表示および説明書
 ・使用部品の適合性
 ・感電に対する保護
 ・機械的安全性
 ・温度性能・電気性能
 ・電気通信回線への接続
この中でも 感電保護に関する要求は特に厳しく、電源装置や内部部品の構造にまで踏み込んだ詳細な規定が設けられています。
また、スイッチング電源特有の要求として、内部で使用されるトランスの温度上昇の上限値が設定されています。これは、マグネットワイヤーや絶縁テープなど、トランスに用いられる材料の絶縁階級によって使用可能な温度が定められているためです。温度測定には熱電対を使用します。

表1.絶縁階級と許容最高温度

項番 絶縁階級 許容最高温度
定常状態 過負荷状態
1 A 100 150
2 E 115 165
3 B 120 175
4 F 140 200
5 H 165 225

コーセルでは、IEC62368-1のCBテストレポートを取得し、EN規格やUL規格の認証を受けています。また、EN62368-1により、CEマーキングの低電圧指令の自己宣言を行っています。

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