タイトル:COSEL電源ノイズフィルター2025カタログ

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概要

COSEL株式会社の 電源ノイズ フィルター 2025 カタログです。

2ノイズフィルタの選定?定格電圧?試験電圧(耐電圧)使用できる最大の線間電圧(実効値)を規定したものです。但し、実際にはノイズフィルタ内部に使用している部品の定格電圧が高いため、ノイズフィルタの定格電圧を上回る電圧であっても問題なく使用できる場合があります。例えば当社の定格電圧AC250Vのノイズフィルタは電源電圧の変動を加味した最大電圧としてAC275Vまで使用可能です。また、ノイズフィルタによっては定格電圧とは別に、使用最大電圧が仕様として規定されている場合があります。なお、定格電圧(使用最大電圧)より低い電圧での使用は問題ありません。例えば、定格電圧がAC250VのノイズフィルタはAC100Vのラインでも使用することができます。電源周波数については、AC電源ライン用ノイズフィルタは基本的に商用周波数(50Hz/60Hz)での使用を想定した設計となっております。400Hzなど高い周波数での使用は内蔵しているコンデンサの発熱などの問題がありますので、当社までご相談ください。なお、AC電源ライン用ノイズフィルタはDC電源ライン用としても使用できます。連続的に流せる最大の負荷電流(実効値)です。但し、周囲温度が高い場合には負荷電流のディレーティングが必要です。図2.2.1に当社製品のディレーティング特性例を示します。負荷率[%]?10080604020定格電流0-40-30-20405055 60708090周囲温度[℃]???????????????????この例では、最高周囲温度が75℃になる場合には、負荷率約60%(定格電流の約60%)以下で使用すれば良いことになります。なお、ノイズフィルタは短時間であれば定格電流より大きな負荷電流(ピーク電流)を流すことができます。一般的なスイッチング電源などの突入電流(~40A又は、定格電流の10倍,単発,数ms程度)については特に問題ありませんが、ピーク電流の持続時間が長い場合や、繰り返しピーク電流が流れるような場合には、動作条件を確認したうえで個別に使用可否を判断する必要がありますので、当社までご相談ください。耐電圧試験の際に印加する電圧値です。耐電圧試験は、ノイズフィルタの端子(ライン)と取付板(アース)間に高電圧を短時間印加して絶縁破壊などの異常が生じないことを確認するものです。AC電源ライン用のノイズフィルタの場合、試験電圧はAC2000VあるいはAC2500Vが一般的です。耐圧試験時にはライン-アース間に高電圧を印加しますので、実使用時より大きな漏洩電流が流れます。受け入れ検査などで耐圧試験を実施される場合には耐圧試験装置のカットオフ電流を適切な値(仕様に記載のカットオフ電流)に設定してください。接地コンデンサの容量が特に大きな一部のノイズフィルタについては、AC印加では漏洩電流が大きくなり過ぎるため、試験電圧をDC(直流)としている場合があります。?絶縁抵抗端子(ライン)と取付板(アース)間など、絶縁されている端子間に規定の直流電圧(通常DC500V)を印加した時の抵抗値で、絶縁の程度を示す指標の一つです。直流電圧の印加によりコンデンサや樹脂ケースなどの絶縁材料に流れる微少な電流を測定して、絶縁抵抗を求めます。?漏洩電流AC電源ラインに接続したときにノイズフィルタの接地端子からアースへと流れる電流です。一般的に、接地コンデンサの静電容量を大きくするとコモンモードノイズの低減効果が高まりますが、同時に漏洩電流も大きくなります。漏洩電流が大きいと漏電ブレーカがトリップしたり、ノイズフィルタが正しく接地されていない場合には感電事故につながる恐れもありますので注意が必要です。各電源ラインからアースへ流れる電流()は以下の式で表され、これが漏洩電流計算の基本になります。?直流抵抗f:電源周波数C:ライン-アース間の静電容量(主に接地コンデンサの静電容量)E:ライン-アース間の電源電圧ノイズフィルタの入力-出力間の抵抗値(往復分)です。大部分はコイルの巻線抵抗ですが、コイルと端子の接続部分の抵抗なども含まれます。ノイズフィルタで生じる電圧降下は以下の式で表されます。電圧降下=直流抵抗×負荷電流なお、製品によっては抵抗値ではなく、定格電流を流したときの電圧降下を仕様規定しているものもあります。? 765 ?技術資料-5NoiseFilter